「3D」といえば、昨今は大型テレビに採用されている「3次元立体映像」を指すことが多いですが、オーディオの世界ではそれよりもっと以前から「小口径スピーカー + サブウーファー(超低音専用スピーカー)」で構成される音響システムのことを「3D」と呼んできました。
アメリカ「BOSE」社の商品が有名ですね・・・。
ローパスフィルターで100Hz以下の超低音だけを取り出し、パワーアンプを介してサブウーファーを駆動します。
小口径スピーカーでは再生できない「100Hz」以下の超低音を補強します。
人の耳は200Hz以下の低音はその方向が探知できない・・と言われていますので、サブウーファーは1台だけで済むというわけです。
ですからサブウーファーはどこに設置してもOKです。机の下など見えないところに設置すれば小口径スピーカーから豊かな低音が出ているかのように錯覚します。