wr_lib2wd 関数リファレンス
cs.get(integ_time, gain)
- 概要
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カラーセンサーの計測パラメータを指定し、全カラーチャンネル (赤・緑・青・赤外) の計測を行います。
- 引数
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integ_time : float
- 測定時間設定
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1チャンネルの計測を行う時間の長さを指定します。単位はミリ秒です。
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赤・緑・青・赤外の4色を計測するため、この関数の実行時間は引数に設定した値のおよそ4倍となります。
gain=0 : int
- ゲイン選択 : 0 または 1
- 計測時のゲイン (増幅率) を指定します。
gain |
ゲイン設定 |
0 (デフォルト) |
×1倍 |
1 |
×10倍 |
- 戻り値
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dict # {'red': int, 'green': int, 'blue': int, 'infrared': int}
'red' :
赤成分の計測結果が 0~65535 の整数値で保持されています。
'green' :
緑成分の計測結果が 0~65535 の整数値で保持されています。
'blue' :
青成分の計測結果が 0~65535 の整数値で保持されています。
'infrared' :
赤外成分の計測結果が 0~65535 の整数値で保持されています。
- 備考
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- 計測中は、光源LEDが強制的に点灯します。OFFに設定されている場合は計測時のみ一時的に点灯し、終了後に消灯状態に戻ります。
- 測定時間設定・ゲイン設定等の計測条件によって、得られる戻り値の位が大きく変化します。センサーの出力結果は設定内容ごとに較正されていませんので、プログラム側で値の解釈を行うようにしてください。
- 測定時間は最大で 23487000 (ミリ秒) まで指定できますが、通常は 500 (ミリ秒) 以内での使用を推奨します。