mic.listen(timeout, break_on_detect)
- 概要
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基板上のコンデンサマイク (MC1) の現在の音圧状態を取得します。
音圧レベルの感度は約76~86dBの範囲で、基板上の音センサ感度調整ボリウム (VR7) にて調整可能です。
感度は、VR7を時計回しで大、反時計回しで小になります。回路上で音圧を検知したとき基板上の黄緑LED[MIC](LD4) が点灯します。
検知時間が短いとプログラムの入力が読み取れないことがあります。その場合は、-
マイクの感度を上げる
音センサ感度調整ボリウム (VR7) を時計回しに回す
※ 感度を上げすぎると自身の走行音に反応するので回しすぎないよう注意してください。 -
検知信号のパルス長を長くする
基板上の「センサ検知パルス長の切替ジャンパー (JP1)」を「L」側に短絡ソケットを差し替えます。
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マイクの感度を上げる
- 引数
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timeout : float
- 待機時間指定 (秒)
- 音圧検知の判定を行う待機時間で指定します。
break_on_detect=False : bool
- 検知後即時中断
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音圧を検知した際に、待機時間の途中で関数を終了するか否かを指定します。
True/False
による実引数の値と挙動の関係は下表の通りです。break_on_detect
動作 False
(デフォルト)音圧の有無にかかわらず、指定した待機時間が経過するまで関数の実行が継続します。 True
音圧を検知すると、待機時間の途中で関数を終了します。
- 戻り値
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bool
False
: 待機時間が経過したが、音圧を検知しなかった場合True
: 待機時間内に 1 度でも音圧を検知した場合 (検知後、待機を中断した場合を含む)