はじめに
設定ページを使用して、P18-NTPAC 本体に対して下記の情報を送信することができます。
設定項目は「日時」と「コントロール」の 2 種類があり、一度の送信操作でいずれか一方を送ることができます。
設定する項目に応じて下記のタブを切り替え、表示の手順に沿って進行してください。
※一度の操作で送信できる情報は、日時またはコントロールのいずれか一方のみです。両方の情報を送信する時は、それぞれ個別に送信を行ってください。
手順 1
設定ページの日時送信欄に時刻が表示されます。
表示される時刻は、設定ページを開いている端末 (PC やスマートフォン、タブレットなど) の現在のシステム日時です。
手順 2
送信する予定の時刻が確認できたら、設定ページ下部の 送信準備 をクリックしてください。
設定ページウィンドウ全体が、黒と白に点滅するデータ出力表示に切り替わります。(設定内容を修正するには、×をタップしてください。)
※安全のため、点滅する画面を凝視しないようにしてください。
手順 3
本機の電源を入れ、図のように設定用端末のデータ出力表示部の直上に置きます。
本機の底面中央付近には、画面上の 黒色 または 白色 のデータを読み取る光検知器があります。光検知器に画面上の点滅表示が入るように本機をおいてください。
※ボタン部は後の手順で使用しますので、本機で覆わないようにしてください。
光検知器に入力された 黒色 または 白色 の読み取り状態が DATA ランプに反映されます。本機の DATA ランプが表示に追従して点滅していることを確認してください。
DATA ■ 点灯 | = | 画面 白色 |
DATA ■ 消灯 | = | 画面 黒色 |
※表示面を読み取りやすくするため、端末の画面を明るく設定することをお勧めします。
手順 5
データの読み取りタイミングを同期します。本機の FUNC ボタンを短く 1 回押します。
ST ■ ランプが消灯し、入力されるデータの受信タイミングの同期処理が始まります。ボタンを押した後は、ST ランプの表示に注目してください。
手順 6
ST ■ ランプの黄色点灯を確認したら、約 2 秒以内に画面上にある 日時送信 ボタンをタップ (クリック) し、データ送信を開始してください。
※送信中は本体や表示端末を動かしたり、なるべく周辺の明るさが変化しないようにしてください。
データ送信が終了すると、画面は最初の設定ページに戻ります。送信の成功/失敗は、終了後約 30 秒間 ST ランプに表示されますので、ご確認ください。
手順 1
設定ページのコントロール送信欄に、電波出力制御に関する設定項目が表示されます。下表の説明を参考に、各項目を設定してください。
1 | 電波時計に送信 |
電波送信のオンオフを切り替えます。 =以下の各設定にもとづき、P18-NTPAC から電波が送信されます。(標準設定) =電波は送信されません。 |
---|---|---|
2 | 送信に時差を含める |
P18-NTPAC の保持する時刻に、時差を含めるかどうかを指定します。 =現在保持している時刻に、下の時分指定欄の時差を加えて電波時計へ送信します。 =時差を含めず送信します。現在保持している時刻がそのまま電波時計へ送信されます。(標準設定) |
3 | ┗ 時分指定 |
時差として設定する時分です。 協定世界時 (UTC) を 0 時間 00 分とした値で指定します。例えば日本標準時は UTC+9 時間ですので、+9 時間 00 分と指定します。 |
4 | 送信周波数 |
送信する電波の周波数を設定します。 40 kHz と 60 kHz が選択できます。 |
5 | 送信出力 |
送信する電波の出力強度を設定します。 送信出力は、P18-NTPAC と〈受信させたい電波時計〉との距離に応じて選択してください。目安は、直線距離 1 m あたり出力値 10 の割合です。 |
手順 2
送信する予定のコントロール設定が確認できたら、設定ページ下部の 送信準備 をクリックしてください。
設定ページウィンドウ全体が、黒と白に点滅するデータ出力表示に切り替わります。(設定内容を修正するには、×をタップしてください。)
※安全のため、点滅する画面を凝視しないようにしてください。
手順 3
本機の電源を入れ、図のように設定用端末のデータ出力表示部の直上に置きます。
本機の底面中央付近には、画面上の 黒色 または 白色 のデータを読み取る光検知器があります。光検知器に画面上の点滅表示が入るように本機をおいてください。
※ボタン部は後の手順で使用しますので、本機で覆わないようにしてください。
光検知器に入力された 黒色 または 白色 の読み取り状態が DATA ランプに反映されます。本機の DATA ランプが表示に追従して点滅していることを確認してください。
DATA ■ 点灯 | = | 画面 白色 |
DATA ■ 消灯 | = | 画面 黒色 |
※表示面を読み取りやすくするため、端末の画面を明るく設定することをお勧めします。
手順 5
データの読み取りタイミングを同期します。本機の FUNC ボタンを短く 1 回押します。
ST ■ ランプが消灯し、入力されるデータの受信タイミングの同期処理が始まります。ボタンを押した後は、ST ランプの表示に注目してください。
手順 6
ST ■ ランプの黄色点灯を確認したら、約 2 秒以内に画面上にある コントロール送信 ボタンをタップ (クリック) し、データ送信を開始してください。
※送信中は本体や表示端末を動かしたり、なるべく周辺の明るさが変化しないようにしてください。
データ送信が終了すると、画面は最初の設定ページに戻ります。送信の成功/失敗は、終了後約 30 秒間 ST ランプに表示されますので、ご確認ください。